SOURCE objects

Tsubomi 0.41ct Old Mine Cut Diamond Necklace (SOURCE)


アンティークダイヤモンドを専門に扱うディーラーから見せてもらった袋の中には、200-300ピースものダイヤモンドが収められていました。その中には、オールドマインカットやオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドが混在し、どれも現代では見られないユニークな輝きを放っていて、一目惚れでした。話を聞くと、それらのダイヤモンドはすべて、オーストリアの貴族が長年所有していた1対のネックレスにあしらわれていたものだというのです。そんな素敵な物語を聞いて、さらに虜になり、厳選していくつかを譲ってもらいました。

その中のひとつ、オールドマインカットのダイヤモンドをネックレスに仕立てました。石座は、SOURCE objectsでリフォームの際に用いるツボミ型のデザインを採用。オールドマインカットならではのクッション型の輪郭を優しく包み込み、高いクラウン（ダイヤモンドの上部）が際立つように仕上げています。控えめなデザインでありながら、アンティークダイヤモンドが持つ独特の存在感や輝きを、現代に再び楽しんでいただけるネックレスになっていると思います。

■Materials : 18kt Gold , Diamond
■Size : L=450mm (400mmでも着用可能）
■Charm Size : W=5.3, D=3.9, H=5.3mm
■Diamond : 0.41ct




天然石のため、1点しかありません。
ダイヤモンドには自然物特有のインクルージョン（結晶・割れ）が含まれることをご了承ください。
価格が10万円を超えるアイテムとなりますので、お支払い方法は銀行振込かクレジット決済のみとさせていただいております。


＜Old Mine CutとOld European Cutについて＞
オールドマインカットとオールドヨーロピアンカットは、現代のブリリアントカットが完成する過程で生まれた、ダイヤモンドのカットスタイルです。17世紀後半に登場したオールドマインカットは、原石を最大限に活かし、丸みを帯びたスクエアやオーバルに近い形状にカットされ、一つ一つが個性的なフォルムをしています。18世紀前半になるとオールドヨーロピアンカットが現れ、カット技術の進化により、より丸型に近づき、均一で強い輝きを生み出すことが可能になりました。どちらのカットも現代のブリリアントカットに比べるとカット面が少ないため、柔らかく控えめな輝きを放ち、その中に手作業ならではの温もりと時代の趣が宿っています。また、これらのカットは、電気が普及する以前、ロウソクの柔らかな灯の下で最も美しく輝くように考えられたというエピソードが残っています。そんなロマンティックな物語は、時代を超えて語り継がれ、その輝きと共に、今も私たちを魅了し続けています。


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